英語の本を読んでみたいのなら

id:rintaromasudaさんのお勧め洋書がはてブで人気だったので、流行にのっかりで私もオススメ洋書。やはり、日本語訳を読んで面白いと思ったものが一番入り込みやすいです。挫折しません。たとえ放り投げても悔しくありません。

Harry Potter and the Philosopher's Stone

Harry Potter and the Philosopher's Stone

Harry Potter and the Philosopher's Stone

やはりハリポタはいい。ハリポタシリーズの中でも文法の正確無比さで最高の1巻がオススメ。ただし、ここはイギリス版を推しておきたい。アメリカ版はタイトルが気に入らない。Sorcerer's Stoneってなんだよ意味分かんねーよ、Philosopherって単語が難しいぽいから売れないかもなんて大人の事情でタイトル勝手に変えてんじゃねーよボケ謎のプリンスってなんだよバカ野郎。ぜぇぜぇ。暴走しました。すみません。


イギリス英語な単語の微妙な違い、grey/grayとかpyjama/pajamaとか気づくとちょっとうれしい仕掛け(?)があるので、妙な単語力がつきます。ドキドキしながら読み進めるコツは、頭の中でエマちゃんとかダニエル君とかに演技していただくこと。映画のシーンを再構成すると格段に読みやすくなります。

Early Autumn

Early Autumn (Spenser)

Early Autumn (Spenser)

R. B. ParkerのSpenserシリーズ中、最高傑作。日本語訳は『初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)』。泣けます。漢になれます。Spenserシリーズは1つ1つの文章が短く、また1章が数ページと短いのでサクサク読めます。下品でないスラングと頭悪いスラングの違いとか、文法って意外とどーでもいいじゃね?通じればな雰囲気が読めます。

How to Win Friends and Influence People

How to Win Friends and Influence People

How to Win Friends and Influence People

自己啓発物は嫌いだけど、これはやはり面白かった。さすがのデール・カーネギー。日本語訳は『人を動かす 新装版』。Amazonのなか見検索で最初のあたりを味見してみて、これは読めそうと思ったらぜひ。非常に明快な文章。しかもこれが70年まえに書かれていることが驚き。

おまけ

洋書ではないけど、オススメな読み物。世界のバカニュース。
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世界はこんなにバカで溢れていると少し安心できます。安心しちゃダメじゃないか。痛いニュースとか好きな人ならきっと気に入ります。新聞のヘッドラインはちょっと特殊な構文です。半年くらい続けて眺めていると慣れてきます。慣れてくると、面白そうな話かどうか読む価値がありそうかどうか、ざっと眺めるだけでなんとなく分かるようになります。