⇒ ustream live cast
面白かったー。そのうち録画が公開されるだろうから、ぜひ。
デザインするモノになって考える
例えば回すためのスイッチ。汚い手で触って欲しくなかったら、汚れのつきにくい素材を使う。乱暴に扱って欲しくなかったら、大きめにしたり、ギザギザをつけて回しやすくする。ON/OFFを兼ねているならノッチをつけることで、ON/OFFも兼ねていることを自らアピールするデザイン。
ソフトウェアというか、Webサイトの設計も同じ発想が必要だよねー。どう使って欲しいのかを考えることで、どんなボタンをどこにどれくらいの大きさで置くかを決めていく。
どうしても壊れる歯車
某社のエンジンで、ある1つの歯車がどうしても壊れる。しかし同じ歯車をオーストリアの職人に作ってもらうと壊れない。同じ設計図、同じ素材なのに、日本で作るとやっぱり壊れる。理由はたぶん、そのオーストリアの職人は歯車が他の歯車とぶつかる一瞬を考えて、ほんの少しだけヤスリをかけて、ぶつかる衝撃を分散させているのではないか。ミクロな視点からの改良。
これは分かるなー。デバイスドライバ書く時とか。クロック単位で挙動を想定する。どんなコードにするかを決める。↑の「動くものの立場で考える」と通底するけど。
アメリカのデザインセンターから「ナチュラルなベージュで」と依頼して日本で作ると、どうもイメージと違う色になる。リサーチしてみたら、日本とアメリカで「ナチュラルなベージュ」の諧調が2段階くらい違う。アメリカのほうが赤っぽく、日本のほうが黄色っぽい。グローバルな組織で開発を行う場合、文化の違いによる翻訳ができるだけ起きないように、制度で予防する必要がある。
基準規格、数値化は重要ですねー。当たり前を数値化して齟齬がないようにする制度かー。