ビクター HP-FX500
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- 発売日: 2008/01/25
- メディア: エレクトロニクス
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決め手はこの記事。キラメキラリwwwwちょwwwタニシができれぅwwww
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普段はPanasonicのネックストラップなRP-HNJ200-K。断線しても惜しくないし。
比較対照はMDR-EX90SL。国内最高峰でしょう、やっぱり。これも発売初日に買いました。
まずは、音漏れ。ボリューム最大でイヤピースの出口を指で塞いだ状態でどれくらい音が漏れるかをチェック。PanasonicのRP-HNJ200よりも小さいくらい。これなら電車に乗ってても周りの人に不快感を与えることはなさそう。普通に聞いているレベルの音量なら、電車の椅子に座った隣の人でも、電車内の雑音で聞こえないレベルだと思われ。合格。MDR-EX90SLは、まぁアレだ。電車に乗るなら使うなwww
で。ソースを変えて聞き比べ。
Bill Evens Trio - Portrait In Jazz - Autumn Leaves
MDR-EX90SL
Evansのピアノが生き生きと綺麗に聞こえる中音域での高い解像度。逆にベースはぐずってる。
HP-FX500
圧倒的なベースの存在感。中盤のドラム・ピアノ・ベースの掛け合いが面白すぐる。Evans Trioのベースがなぜ評価が高いのかやっとわかった。ただし、ソースの古さに起因するヒスノイズが耳につく。
みなみけ三姉妹 - カラフルDAYS
MDR-EX90SL
フィナーレ前のブレークでギターが絡んでくる部分で、あざとい程の空間演出が気持ちいい。長門はオレの嫁。
HP-FX500
出だしからベースがノリノリ。ラストではカットオフするまでベースがうねり続ける。MDR-EX90SLで気持ちいいと感じた部分では逆にリバーブが耳につく。
強引inマイYeah〜! - 大槻ケンジと絶望少女隊 - 人として軸がブレている c/o
MDR-EX90SL
ホーンセクションの裏で鳴っているピアノをしっかり再生。コーラスのブレスがエロイ。カフカかわいいよカフカ。
HP-FX500
こwwwれwwはwwwスwwwゴwwwイwww最初からクライマックスだぜwwwホーンセクション・ピアノ・ベース・ドラムが最初から全力投球してくる。散々聞いた曲だからベースラインも記憶しているつもりだったが、ごめんなさい、こんなにトリッキーだったとはwww
エレクトロ・ワールド - Perfume - Prefume Complete Best
MDR-EX90SL
音は脳内定位しているはずなのに、空間の広がりがすごい。
HP-FX500
腹の底に響くかのようなベースとドラム。と、同時にボーカルの透明感も再生。雪歩かわいいよ雪歩。
遠くまで行こう - 牧野由衣 - スケッチブックを持ったまま c/o
MDR-EX90SL
ウィスパードボイスが綺麗。丁寧に歌っているのが目の前で見えるよう。
HP-FX500
丁寧に歌っているのが目の前に見える。しかも持続するベース音がしっかりと鳴り続ける。
総論
ビクターのHP-FX500はサブウーハー付きのヘッドフォン。脳幹から腹に響く音が聞こえる。キラメキラリの打ち込みが映えるのも、低音の響きがあってこそ。MDR-EX90SLの脳に突き刺さる金属音も新鮮だったが、腹に響く音が耳から入るのはまた異次元の体験。
弱点がいくつか。
- 素直すぎてソースが腐っていると、逆に気持ち悪い。
- いまどきY形かよ。扱いにくいよ。というか、Shure式に耳の裏からケーブル回さないと座りが悪い。